求職者ニーズ急上昇!「在宅」「テレ(リモート)ワーク」

首都圏に台風が直撃し、交通機関がマヒする中、駅には”出勤を強いられる会社員”による長蛇の列が。
ここまでの労力を費やしてでも、本当に「出社」は必要なのでしょうか。
今回を機に、在宅・テレワークの導入を検討される企業様が増えています。
そこで今回は、そんな「在宅・テレワーク」についてのご紹介していきます!
- ・在宅ワークのメリット・デメリットは?
- ・従業員の管理はどうするの?
- ・そもそも在宅とテレワークは何が違うの?
等、在宅制度を導入するにあたって気になるポイントをまとめました。
在宅勤務やテレワーク・リモートワークの導入を検討中の企業様、是非ご参考ください
目次
そもそも「在宅」「テレ」「リモート」はどう違う?
まず、混同しがちな3つの勤務形態についてご説明します!
「在宅ワーク」「在宅勤務」は、自宅で仕事をすること。
一方で、「テレワーク」や「リモートワーク」は自宅に限らず、会社以外の場所で働ことを指します。
そのため、「テレワーク」と「リモートワーク」はほぼ同義です。
「在宅ワーク」は、「テレ/リモートワーク」の中の1つ。
「テレワーク」「リモートワーク」の中に「在宅ワーク」があるイメージです。
それぞれの要点は下記の通りです。
>「在宅ワーク」とは
・自宅で仕事をすること
・求人サイトの検索では「在宅」「在宅ワーク」「在宅勤務」等がよく検索されている
・正社員に限らず、自宅で作業すること全般を指す➡アルバイトでも人気が高い
>「テレワーク」「リモートワーク」とは
・(自宅に限らず)会社以外の場所で働くこと
・在宅ワークより広義
・シェアオフィスやサテライトオフィス、移動中の電車やカフェで仕事をすることも含まれる
高まる「テレワーク」の需要
今年8月に実施された「テレワークに関する調査」では、7割を超える人が「テレワークを(どちらかと言えば)したいと思う」と回答。
以下の理由が挙げられていました。
▼テレワークをしたいと思う理由
・通勤時間がなくなれば、スキルアップや私生活の充実化を図ることができる(20代・男性・システムエンジニア)
・働き方の自由度が広がるため(40代・男性・コンサルタント)
・生活状況に応じた仕事のスタイルをしてみたい(40代・男性・システムエンジニア)
・保育園のお迎えなど、子育てや家族のサポートができるため(30代・男性・システムエンジニア)
・父が半身不随のため介護が必要だが、テレワーク可なら実家からでも仕事ができる(40代・男性・システムエンジニア)
「私生活とのバランス」「柔軟に働けること」を重視している人が多く、必ずしも出社することを必要とされない働き方が注目を集めていることが分かります。
また、9月初め首都圏に大きな台風が直撃した日の、Twitterで見かけた在宅・テレワークに関するツイートをご紹介していきます。
「台風首都圏直撃!未曽有の災害に厳重警戒!」
— 新田 龍 (@nittaryo) September 8, 2019
↓
ホワイト企業
「安全第一!無理して出社しないで!」
「在宅勤務、リモートワーク推奨日で」
ブラック企業
「台風くらいで休むな!」
「会社近くで前泊くらいしろよ!」
「こんな日こそ顧客訪問して懐に入り込め!」
出社必要な現場の皆さま、お疲れ様です pic.twitter.com/Gz4jjkIv98
自然災害時、こういうニュースを見るたびに在宅勤務がもっと普及してくれたらいいのにと思う。幸い自分が勤めている会社は、個人の裁量や判断で在宅勤務を認めてくれてるのでありがたい。 pic.twitter.com/I9jviRd74B
— 時計回り生活@足草三八 (@ClockwiseLife) September 9, 2019
https://twitter.com/tightrope_jpn/status/1171259759648890880?s=20
「出社しなければできない仕事」や「職種」があるのも事実ですが、必ずしも全員が毎日出社しなくても対応できる仕事が多いのも事実。
このような事態に備えて、必要に応じて「在宅」や「テレ・リモートワーク」に切り替えられる体制を整えておくことが大切です◎
交通機関が止まった時に、『従業員が出社できないから仕事がまわらない』となると企業にとってもリスクですよね。
企業目線で考える「在宅」「テレ(リモート)」ワークの良し悪し
在宅やテレ・リモートワークを導入することによって得られるメリットとデメリットを、”企業目線で”ご紹介していきます!
≻メリット
・職場・組織の魅力アップ!
・従業員満足度の向上!
・求人に記載することで、採用に好影響
・働き方改革の推進
・いざというときの対応力の強化・リスク回避
≻デメリット
・従業員のタスク管理が困難
・コミュニケーションの取り方に工夫が必要
・導入時のルール設計・制度確立までに手間がかかる
・セキュリティー問題
初めて導入する場合には、『ルール策定➡社内共有➡(必要に応じて)新規ツールの導入➡制度化』と手順が必要で、正直ハードルは高いです。
とはいえ、自社で働くスタッフの働きやすさの実現や求職者への大きなアピールにもなる為、いざという時に備えて少しづつ準備をするといいでしょう。
中小企業の採用を有利にする「在宅ワーク」
転職サイトの検索ランキングの上位に「在宅」が君臨
(引用:リクナビネクスト「みんなが検索したキーワードランキング」)
※集計期間6/26 ~ 7/2
こちらは、大手転職サイト「リクナビネクスト」が発表している求職者の検索ワードの多いものをランキングにしたものです。
9位「在宅勤務」、21位「在宅ワーク」、27位「在宅」と上位に3つも在宅関連のキーワードがランクインしています。
一般的にまだあまり浸透していないのか、リモートワークやテレワークはランクインしていません。
「在宅」に対応している会社で働きたいと思っている求職者が多数いることがお分かり頂けたかと思います。
在宅ワークできる中小企業は わずか14%
【図1】貴社ではテレワークを導入していますか?
【図2】貴社ではテレワークを導入していますか?(企業規模別)
求職者ニーズは高い一方で、まだ中小企業で、在宅・テレワークが出来る会社は多くありません。
在宅やテレワークを導入するだけで、他社の求人と差別化できるチャンスです!
「在宅」「テレワーク」まとめ
今回のブログのポイントをまとめました!
- 「在宅」は、自宅で作業をすること。求職者からの圧倒的な人気。
- 「テレワーク」「リモートワーク」は、自宅に限らず会社以外で働くこと
- 7割以上の人がテレワークに興味あり➡検索ランキングに多数ランクイン
- 緊急時に対応できるよう準備しておくことでリスク対策にも有効
- 在宅・テレワークの導入で企業の魅力アップ!従業員満足度アップ!
- 導入時の手間暇を超えるメリットが多数
- 中小企業で在宅を導入するだけで差別化のチャンス
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