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内定辞退はなぜ起きるのか。原因と対策を解説します!!

公開:2019年5月22日
更新:2020年2月04日

採用の売り手市場が続いており、「せっかく内定を出しても辞退されてしまう」とのご相談が増えています。
そこで、内定辞退が起こる原因や理由と対策についてご紹介していきます!

どんな風に内定者フォローを行っていいのか悩んでいる担当者の皆様、是非ご参考ください。

目次

内定者フォローがどのくらい重要なのか

この時期、多くの採用担当者を悩ませる「内定辞退」。
ほとんどの学生は複数の内定を保有し、その中から入社する企業を選ぶため、採用活動のゴールは「内定を出すこと」ではなく、「入社してもらうこと」です。

(引用)【採用状況調査を公開】20卒の採用状況「人数・質ともに不満足」4割

多くの学生が、内定を獲得する為に複数社にエントリーしていますが、今は空前の売り手市場。
特に学生は大手志向が強いため中小企業の有効求人倍率は8.62倍(※)と非常に厳しい状態が続いています。
(※)リクルートが公表している2020年卒の大学生の有効求人倍率

なんと19年卒で就活していた学生の6割以上が内定辞退を経験しています。

(引用)「内定」に関するアンケート調査/Marketing-Robotics

採用プロセスにおいて、最も辞退が多いのが「内定後」の辞退。
内定者フォローが重要課題になっているのは明白です。

辞退されない為に出来ることは?

では内定を辞退されないために、何が出来るのでしょうか。
まずは、辞退する理由からご紹介していきます!

内定を辞退した理由

(引用)―『engage』アンケート―

内定を辞退する理由は以下のものが挙げられます。

  • ・入社予定の会社を詳しく調べたときに、会社の現状やリアルな実態、悪い噂を知ってしまい不安になった
  • ・説明された仕事内容が思っていたものと違っていた
  • ・内定後に他社からも内定が出た
  • ・内定者課題についていけなかった
  • ・求人情報や面接時の内容と、実際の条件に相違があった
  • ・社員や同期との雰囲気が合わない
  • ・内定者アルバイトで社風や仕事内容のギャップを感じた
  • ・入社前研修があまりにも厳しいものだった
  • ・親から入社を反対された

内定辞退

特に多いのは、「他社の内定」「給与や待遇」「家族の反対」「仕事内容」です。
中には、条件を最終面接で初めて提示したり変更する企業がある、との声もあり不満に繋がっているようです。

他の内定先を選んでしまうのも、自社より魅力あると判断した企業が他にあったということ。
選考を最後まで進んでくれたのに入社に至らなかったのは、「選考時の対応」か「開示している情報」で他社と比較して選ばれなかった可能性が高いです。

辞退されない為の対策

  • ・ネット上での口コミをチェック(就活生の口コミは他の就活生への影響が大きい)
  • ・内定者懇親会を開催して入社までの間も接点を維持する
  • ・社員を巻き込んだ採用広報で内定者の不安を軽減
  • ・内定者への研修や課題の負担が重くなりすぎないように配慮する
  • ・入社までのスケジュールやフローを分かりやすく伝える
  • ・入社してもらうまで、内定者への継続的なPRを怠らない

内定辞退

HPからSNSまで何をチェックされているか分からないので、普段からの情報発信が大きなポイントになります。
求人・ナビサイトを介さない採用が増えてきたので、採用広報にも力を入れてアピールしていきましょう!

自分が就職する立場に立った時、「ここに入社したい」と思ってもらえる会社になれているのか、今一度ご確認くださいね。
メールや電話での対応も会社の印象に繋がるので同様の注意が必要です。

家族の反対に関しては、こちらのブログでご紹介しています!
内定辞退に悩む採用担当者に有効な「オヤカク」対策

他社が行っている内定辞退対策

アンケート結果をもとに、他の企業が行っている内定者フォローについてお伝えしていきます!

(引用)「内定辞退」に関するアンケート調査/Marketing-Robotics

実施している内定者フォローの方法として、メールと電話が群を抜いて多いです。
定期的に連絡をとって、「入社までの予定」「入社してからのスケジュールや研修内容」を伝えること、「入社までの準備の段取り」や「やっておいて欲しいこと」を早めに連絡すると内定者の安心に繋がります。

また、「先輩社員」「同期」と交流の場を設けて雰囲気を知ってもらうことや同期同士の繋がりを強化してもらうことも効果的◎
内定者がどんな不安を抱えているのかをリサーチして、それを払拭してあげると会社への信頼に繋がります!

一番大事なのは、「あなたと一緒に働くことを楽しみにしている」という気持ちを伝えることではないでしょうか。

内定者フォロー対策まとめ

採用活動のゴールは、内定を出すことではなく「入社して活躍してもらうこと」
複数の内定先企業の中から、入社する企業に選んでもらわなければいけません。

その為に大切なのが、「普段からの情報発信」「オープンに開示」「定期的なコンタクト」「社員や同期との交流」
ありのままの姿を伝えて、共感者を採用することが入社後の活躍に繋がります◎

社員の満足度が上がれば、今後の採用活動も有利になるので、採用活動がいいサイクルで回ります◎
「学生から選ばれる企業」を目指して一緒に採用活動を進めていきましょう!

新卒採用に関するご相談も採用戦略研究所にお任せくださいね。

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