入社式を開催する目的と過去の事例をご紹介
【公開】2019年4月10日
【更新】2022年4月08日
新入社員を迎える4月。
入社式を開催される企業様も多いのではないでしょうか。
特に2020年以降、コロナウイルスの影響でオンライン開催を検討される企業様も多く見受けられました。
そこで当ブログでは、「入社式を開催する目的」「プログラム内容」「過去の事例」をご紹介していきます!
新入社員の少ない中小企業や、中途採用での新入社員を迎え入れる場合でも入社式が行うケースが増えているようです。
目次
入社式を開催する目的
新入社員にとっての「入社式」は社会人として初めて参加するイベントです。
中途入社の人にとっても、新しい仕事を始める「節目の1日」となります。
1番大きな目的は「新入社員に社会人としての自覚を促すこと」。
これまでの学生気分を払拭し「今日から社会人だという自覚をもってもらいたい」というのが、どんな企業にも共通した想いです。
最近では、それらをオリジナルな方法で伝える企業が増えています。
ユニークな入社式は、インパクトが強く「採用広報」「モチベーションアップ」にも有効◎
参加した新入社員に「ここに入社してよかった」「これから頑張ろう」と思ってもらえることは、企業にとっても嬉しいことです。
入社式の注目度は高まっており、採用人数が少ない中小企業でも開催する企業が増えています。
複数社で合同開催する等の工夫をされている企業もありました。
一般的な入社式の流れ
入社式でよく見かける内容の一例を下記に記載しました。
- 社長や経営陣による挨拶やスピーチ
- 先輩社員の祝辞
- 新入社員への辞令交付
- 新入社員の決意表明
- 記念社員の撮影
- 会社紹介ムービーの上映
- オリエンテーション・研修
- 懇親会(会場での立食や飲み会・歓迎会など)
新入社員は、入社式に参加することで「気持ちを入れ替えて頑張ろう」としています。
そんな彼らに「入社してくれてありがとう」「これから一緒に頑張ろう」という気持ちが伝われば、これからのモチベーションに繋がります◎
自社サービスを体験できる機会を設けていたり、自社商品を上手く活用している企業もあります。
実際に開催された過去の入社式事例をご紹介
引用:株式会社学情「あさがくナビ2022登録会員対象 2022年卒学生の就職意識調査(入社式・新入社員研修) 2021年12月版」
2021年12月に学情が実施したアンケート調査によると、オンライン開催の企業はわずか3.1%。
去年の6.6%からほぼ半減しています。
中には組み合わせて開催したり、規模を縮小・分散開催する等の工夫をされている企業も。
学生からはリアル開催を望む声が多く、状況を見て対面開催に戻す企業が去年以上に増えています。
ZOOMを使ったオンライン入社式
引用:BUSINESS INSIDER「新型コロナでオンライン入社式続々。Zoom参加や社長あいさつ視聴で新生活始まる」
こちらは、マネーフォワードさんが2021年4月に開催されたZOOMを使った入社式の事例です。
新入社員には事前にパソコンを配布し、43名の新入社員を含め約70名がオンライン上で集まったようです。
中には、福岡や北海道から参加した新入社員もいたとのこと。
新入社員の挨拶や社長の挨拶もZOOM上で問題なく進めたようで、オンライン開催でも感極まって涙目になるシーンもあったと話されていました。
オンラインで各拠点を繋いだ入社式
パーソルグループの入社式は、日本全国の会場や自宅をオンラインで繋いだ入社式を開催されました。
南青山オフィスからの配信をメインに、900名にもおよぶ新入社員がオンライン上で集結。
社員への質問や感想など、その場で投稿されたものがリアルタイムで共有されるなど、オンラインならではの工夫がほどこされていました。
ちょっと変わったユニークな入社式の事例
引用:PR TIMES「【働く不安を希望に変える】新入社員16名の就職披露宴を4月3日に開催、家族への感謝や社会人への決意表明も」
今年、初めて新卒採用を行った株式会社日本エンジンさんは、新入社員とご家族を招いた入社式「就職披露宴」を開催されました。
「働くことに希望を持ってもらう」という明確な目的のもと、ユニークな入社式で新入社員の門出を祝われました。
社長や幹部のお話を聞くだけではなく、人前式やグループ対抗ゲーム、家族への手紙など、その内容もユニークなものでした。
新入社員だけでなく、そのご家族の不安まで払拭されたのではないでしょうか。
入社式に関するみんなのツイート
最後に、入社式に関するTwitterの投稿をご紹介していきます!
それぞれが新入社員を歓迎していることが伝わってきました。
新入社員にその気持ちを伝えようと工夫されていることや、会社愛が伝わるツイートがたくさんありました。
本日は入社式でした。沢山のことを学び、沢山の感動がありました。コロナ禍にも関わらず、徹底した感染症対策の中で、このような素敵な研修と入社式をご用意いただけたこと、本当に感謝しています。やっぱり手を挙げて『苦手な事でも挑戦する』って大事だな。 https://t.co/3i31ycA0tn
— 大木 佑汰 (@98_o_yuuta) April 9, 2021
https://twitter.com/ichikawa_012w/status/1380437750311047171?s=20
クライアント企業の新入社員入社式に参加して感じたことは、大手企業だろうが、中小企業だろうが、ベンチャー企業だろうが、本気で人材育成をしている会社は素敵やわ。社員一人ひとりのことを本気で幸せにすることをコミットしている。今日の入社式は感動した。
— 兼平竜也 / マイキャリア 代表取締役 (@tatsuyakanehira) April 1, 2021
昨日はお花見で今日は入社式!感謝と感動たくさん。こんな素敵な会社に入社できてほんとうに幸せやとおもう(´-`)るなもいっぱいありがとうや♪ 明日はお流しのテストとミーティング!緊張〜 pic.twitter.com/VmtxiZsCTO
— シバタ (@____shibata) April 7, 2014
https://twitter.com/annie17mj/status/1377630412944515072?s=20
【まとめ】当記事の要点
こうしてみると、各企業さんが工夫して新入社員に想いを伝えようとしていることが分かります。
自社サービスを体験してもらうのも1つ、楽しさを追求するのも1つ、家族や先輩社員を巻き込んでみんなで開催するのも1つ、インパクトを狙うのも1つ。
まずは、何を新入社員に伝えたいのかを明確にすることが第一歩です!
また、入社式はメディアも注目しているイベントの1つ。
内容次第では、採用広報の効果も期待できます◎
盛大な式は出来なくとも、「新入社員を歓迎する気持ち」と「それを伝えること」が大切だと思いました。
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