【飲食店の採用事例】共感性で求職者を集める!
採用戦略研究所のHRアシスタントプランナー芝です。
採用戦略研究所は「採用戦略は経営戦略の重要ファクターだ!」のもと、
「求人の新しいスタンダードを創る!」を目指す、大阪府ベンチャー支援Booming!大阪にも採択頂いたベンチャー企業になります。
→具体的には自社採用サイトの構築支援やindeed広告の代理店などで200社以上の実績あり!
さて、この採用戦略研究所のブログでは、私たち入社間もないHRアシスタントプランナーが自らの成長や勉強もかねているのですが「採用に関するお役立ち情報」を企業の経営者様や人事の皆様に発信させて頂くことで、お役に立ちたいと思い立ち上げたブログになります。ぜひ、ご活用ください。
さて、本日の気になるニュース・トピックスはこちらです!
『「出世に興味ない」若者部下をやる気にさせる手はあるか』
※出典「http://toyokeizai.net/articles/-/199886?page=2」より引用
飲食業界では人手不足に悩まされています。
3大都市圏のアルバイト・パート募集時の平均時給は、1000円を突破し、労働力をパートやアルバイトに頼る外食業界の人手不足は深刻です。
(出典「http://toyokeizai.net/articles/-/153596」)
過酷の環境な中で、丸亀製麺でおなじみの【トリドールHD】さんは2017年春には大卒と高卒で、それぞれ100人超を新入社員として採用!
採用上手な企業としてどのように人手を確保しているのでしょうか?今回は人材確保や定着率向上の取り組みについて書いていきます。
【教育の姿勢が共感を呼んでいる!】
飲食店の労働力の要は、パートやアルバイトになります。
トリドールさんは年間約1万人ものパート・アルバイトを採用されています!
その中でも40、50代の中高年層が約半数を占めており圧倒的に女性、いわゆる主婦層が多いというのが特徴です。
それはただ”時給が高い”だけが特徴ではないそうです。
トリドールさんは「一緒にお店を作りましょう」という姿勢が共感を呼んでいるという。
働くにあたり、初めての仕事は不安・・。
教育をトレーナー制度を設けることで、マンツーマンで仕事を教える仕組みにしているそうです。
また、提案制度も導入しているので各店舗で試みたいことが自由に発言できることもポイントです!
料理経験豊富な中高年の主婦層が多いのは、自由に発言できる環境があるからではないでしょうか。
【新人でも活躍できる場を早く与える!】
先にも書きましたが、2017年には高卒者採用を100人採用。
その理由は2016年に採用した高卒者が、仕事の覚えが早く即戦力として働いてくれたからだそうです。
採用するだけではなく、やりがいを見つけてもらえるように「新入社員でもいち早く活躍できる場」を与えるそうです。
成果がでれば、入社6カ月で店長に昇格したケースもあるといいます。
【人手不足で現場を疲弊させない!】
人手不足で現場がもうヘロヘロ・・・
その中でさらに人が辞めていく。さらに現場は大変になっていく。まさに負のスパイラルです。
負のスパイラルは、サービスの弱体化を生みます。
サービスの低下はお客様離れに繋がり、伸びない売上の穴埋めは人件費削減によって賄う・・・。
最悪な展開ですが実際にある現象だといます。
トリドールさんは、売上を伸ばすことの手段として「顧客に喜んでもらう」というスタンスです。
顧客に喜んでもらうには、サービスの向上を図る。サービスを行うのは、そこで働く社員です。
つまり、売上を伸ばす為にと、働いてくれる人が必要になります。
その為の人の採用と定着が会社の命運を握る!!
と言っても過言ではないですよね。
今回の記事は、トリドールさんの採用に対する重要さや考え方でした。
”時給が高い”だけでないトリドールさんのパート・アルバイトの教育、新入社員のやりがいを与える方法で「高い共感性のある仕事」「活躍できる場がある環境」を作ることが、自社の採用ブランディングに繋がると思いました。
それが採用に繋がり、現場の人材不足が解消されることで良い循環を生み出されているのですね。
以上『丸亀製麺社長「高時給だけで人は集まらない」』になります。
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