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20年卒の学生は既に51.4%が内定を保有!

20年卒の新卒採用の選考解禁まで約2週間

既に半数以上の学生が内定を保有していることが報じられています。
通年採用の導入前にも関わらず、前倒しが進んでいる今日この頃。

そこで今回は、今発表されている各社の最新の内定状況をまとめました。
昨年までとの比較や、今年の推移から分かる今の採用状況をお伝えいたします!

目次

5月7日 キャリタス発表『5月1日時点の就職活動調査』

新卒ナビサイト「キャリタス就活2020」を運営する、株式会社ディスコが5月7日に『5月時点の就職活動調査』を発表しました。
当調査は、2020年3月卒業予定の大学4年生と理系の大学院2年生1293人を対象に行われたインターネット調査の結果をまとめたものです。

www.rs-lab.jp/20190517/_1">調査結果の概要


5月1日時点で内定率は51.1%
過半数の学生が既に内定を保有しています。

4月1日時点では26.4%
学生の約4人に1人が4月に内定を得たことになります。
「連休前に内定を出してしまおう」という思惑でしょうか。

2017年度の調査では、5/1時点で内定を持っていた学生は29.1%だったことからも、ここ数年で内定を出すタイミングがかなり前倒しになっていると言えます!!!

1.5 月 1 日時点の内定状況
○内定率は 51.1%。4 月時点(26.4%)より 24.7 ポイント上昇
○前年同期実績(42.2%)を 8.9 ポイント上回る
○就職活動終了者は全体の 21.8%。前年(14.2%)を 7.6 ポイント上回る

2.内定を得た企業の従業員規模 企業の従業員規模 企業の従業員規模
○1,000 人以上の大手企業からの内定が 6 割(60.9%)を占める
○内定保持者の今後の方針は「内定企業よりも大きい企業を中心に活動」が過半数(52.0%)

引用:5 月 1 日時点の就職活動調査

注目すべきは、2点。
1、内定を得た学生の57.3%が「就活を続ける」と回答
2、全体の6割が1000名以上の大きな会社であること
です。それぞれご説明していきます!

www.rs-lab.jp/20190517/_2">1、内定を得た学生の57.3%が「就活を続ける」と回答


「まだ内定を保有していない」48.9%の学生と、「内定を持っているが就活を続ける」29.3%の学生、
合わせると約80%の学生が就職活動をしている、ということです。


※キャリタス発表データを元に弊社にて算出

www.rs-lab.jp/20190517/_3">2、全体の6割が1000名以上の大きな会社であること


内定を得た企業の規模を見ると、従業員数1000名以上の企業が60.9%と全体の6割を占めています。
昨年の54.7%から6.2%増加しています。
一方で、300名未満の企業は、昨年は21.0%でしたが、今年は17.1%であり、2割以下に減少しました。

今年は、大きな会社ほど早く内定を出していたようです。
中小企業の採用活動はこれから本格的に始まります!
まだまだ今からが勝負所となりそうですね(´-`).。oO

www.rs-lab.jp/20190517/_4">5月15日 リクルート発表『就職プロセス調査(2020年卒)』

では次に、おととい5月15日に発表された『就職プロセス調査』の結果をご紹介します。
当調査は『リクナビ2020』を運営するリクルートキャリアがリクナビ利用者を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめたものです。

5月1日時点の内定保有率は、51.4%

4/10時点では30.7%だったことから、約5人に1人が4月に内定を得た計算になります。
キャリタスの調査と同様に、連休前に内定出しを行う会社が多かったようです。

就職内定率
引用:就職プロセス調査(2020年卒)

上記グラフは、今年の内定保有率の推移を表しています。
【2/1時点で5.8%、3/1時点で8.7%、4/1時点で21.5%、5/1時点で51.4%】

18年卒は
【2/1時点で4.5%、3/1時点で9.8%、4/1時点で20.5%、5/1時点で42.7%】です。

比較すると、今年の5月の内定出しが例年以上に活発だったことが分かります!

また、キャリタスの結果と比べても、5/1時点の内定保有率に大差なく、おそらく就活生全体の51~52%が内定を持っているのが現状だと言えます。

www.rs-lab.jp/20190517/_5">学生にありがちな傾向

転職者と比較すると、学生は大手志向が強く、大きな企業・有名な企業を志望しがちです。
既に自分が知っているような知名度のある企業にエントリーが偏ってしまいます。

事実、リクルートの調査では、就活生の52.0%が「内定企業より大きい会社」 を、42.2%が「内定企業と同規模」を志望しており、合わせると約95%の就活生が規模の大きい会社を志望しています。

中小企業にとっては、厳しい状況です。
ナビサイトだけでなく、合同説明会で学生に直接魅力を訴求したり、SNSやネット広告もつかってみるなど、いわゆる『攻め』の採用が重要です!

今後は採用が通年化されることもあり、これまで通りの採用活動では難しくなっています。
採用サイトの作成や各種就活イベントへの出展など、採用戦略研究所にお任せください。

中小企業は、まだまだこれからが勝負所です!

採用成功を目指し、一緒に頑張っていきましょう。

通年採用に関しては、以下の記事もご参考にしてくださいね!

22年卒から『新卒採用』が通年化?!
https://www.rs-lab.jp/20190426
新卒採用が通年化 吉と出るか凶と出るか「通年採用」

最後までご覧下さり、ありがとうございました!

< 編集・執筆 >

採用戦略研究所 広報広報担当 植田有佳子
採用戦略研究所に入社して、1年が経ちました。
毎日、SNSやメールマガジンで情報配信中!採用戦略ニュースも作っています。
採用に困っている方に、もっとお役に立てるよう奮闘中。

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