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お取引先企業様インタビュー🎤
(株)採用戦略研究所にご相談いただいた企業様のお取引事例のご紹介です。
インタビューに伺い、採用方法と成功ポイントを聞いてきました!!
Pain de Singe (パン ド サンジュ)
【対応者】代表取締役 門田充 様
余すことなく想いを伝えられる採用サイトはある種のカルチャーショック
■所在地:大阪府堺市
■事業内容:パンの製造・販売
■募集内容:製造スタッフリーダー(正社員)・パートスタッフ
■設立:2012年4月
■従業員数:正社員3名、パート30名(2020年3月時点)
募集内容
〇正社員:製造リーダー
〇パート:製造補助/パッケージおよび仕分け出荷業務/販売/事務スタッフ etc…
2012年にオープンしたパン屋「Pain de Singe」さん。
「デザイナーとしての経験」と「日常」の掛け合わせで誕生したのが「とびばこパン」だそうです。
「地域に根付いたパン屋」を目指す代表の門田さんは、採用も同じように地域に密着されています。
信頼関係を構築するために、自身の思いの丈を存分に語れる採用サイトをご活用頂いております。
ご相談前後の変化
●採用手法:地元特化の求人媒体 ➡ 採用サイトを作ってIndeedで集客
●応募数:約5倍に増加
●定着率:共感者を採用することで自然と定着率もアップ
都度かけすての求人媒体から、採用サイトを使った募集方法に変えたことが大きな変化だったようです。
採用サイトを作ることで、求人を出していない時も「ベースが存在している安心感」があるとおっしゃっていました。
採用成功のポイント
〇採用サイトを作って、常に潜在層へアプローチ =母集団形成
〇自身の考えやお店のスタンスを求人に掲載 =定着率アップ
〇求人の有無に関わらずサイトを公開 =ブランディング強化
採用サイトを作ったことで常に求人のベースがあるので、ニーズ発生時の募集がスムーズになりました。
文字数に制限がなく伝えたい事を余すことなく発信できるので、マッチする人材の採用に効果的です◎
企業インタビュー『Pain de Singe』様
店をオープンしてからしばらくは、地域密着型の情報誌を使っていました。
1枠3,4万円で掲載して、採用できるのは大体1人か2人くらい。
今思うと効果はIndeedの1/5程度ですが、当時は他を知らなかったので「求人ってこんなものなのかな」と思っていました。
何人か採用しましたが合わずに辞めていくスタッフも多く、結局、今でも残ってくれているのは最初のメンバーです。
このお店の始まりは、奥さんと2人でした。
その次に母親に声を掛け、それから母親の友人にも手伝ってもらうようになり広がっていきました。
気心が知れて、肉親で、利害関係も一致しているから、向かう先が同じなんです。
知り合いの知り合いが集まって一緒に働けることが僕の理想ですが、それには数に限りがあります。
だから最初は、偶然お付き合いのあった営業さんに相談して、求人媒体に出していました。
玉石混合で色んな人が来ていたので、キャンペーンを使いながら、あの手この手で募集をかけていました。
面接のドタキャンが多く苦労したこともあります。
特注で制服を作ったのに、初日で辞められてしまったことも…(苦笑)
ちょうど店の方向性やコンセプトを練り直していたタイミングで、担当の梶田さんと出会いました。
実はIndeedは前にも利用したことがあって、直接求人情報を入力していたことを話すと梶田さんが「別で採用サイトを作ってIndeedに連携する」方法を教えてくれました。
なんだかすごく新しい感じがして、挑戦しようと思ったのがきっかけです。
梶田さんは、とにかく聞き上手で、物腰の柔らかな人です。
いろんな業界に精通されているので欲しい情報を出してくれます。
「そういえば昔こんな会社があって~」や「他のパン屋さんでは、こんな風にしたら応募が来ましたよ」という事例も聞けて、とても参考になりました。
提案を頂く時は、過去のサイト実例・応募人数・採用人数・採用コスト等の数字まで一緒に伝えてくれるし、求人を出す時は、給与の相場やターゲットの年齢層まで一緒に考えてくれました。
迷いなく採用を進められたので、相談してよかったと思っています。
これまで求人関連の営業さんは「自社の販売枠を売りたい」という人が多かったのですが、採用戦略研究所さんのスタンスは違いました。
いい意味で求人代理店のイメージが払拭され、こちらの意図をくみ取った提案をしてくれるので、とても信頼しています。
ここまでざっくばらんに情報をくれるのは、こういう採用の業界では珍しいなと思いました。
今ふりかえって思うのは、採用サイトを作る過程そのものに意味があったということです。
僕の頭の中のイメージが、人に伝えることで整理されクリアになったし、それを具現化し求人原稿に反映してくれました。
ちょうどお店が方向転換する重要な時期だったので、特にその効果を実感しています。
ビジュアル的にも綺麗なサイトを作って頂いたことが好印象でした。
システマチックで味気ないものではなく、デザイン的にも満足しています。
今は募集を一旦ストップしていますが、世間に対して求人情報を発信できるベースが存在しているのは非常に心強いです。
潜在層を作っておけるので、突発的な人材ニーズにも円滑に対応できる安心感があります。
「載せて終わり」の求人媒体にはない、まさに採用サイトならではの魅力だと思います。
採用サイトと一緒にデザインして頂いた「求人カード」は、常連のお客様にインパクトを与えるのに効果的でした。
拡大印刷したものを入口に貼っていたら、何人かQRコードをかざしてくれているのを見かけました。
QRコードって若い人のイメージがあったので、50代以上の方の反応がよかったことは意外でしたね。
求人媒体を使って募集すると、枠の都合で内容が決められてしまいますよね。
すぐに採用したかったら「急募」、もっと人数を増やしたかったら「労働条件を上げる」くらいしか工夫が出来ません。
決められた期間、決められた字数で、決められた枠に求人情報を掲載するのは、すごく余裕がないように感じてしまいます。
「採用サイトを使った募集方法」は、うちの考えや募集の背景などのストーリーを余すことなく伝えられるので、理想である知り合いの知り合いに準じる募集方法として有効だなと実感しています。
言いたい事を言い尽くせる求人ページを作ってくださったことは、ずっと媒体を使っていた僕にとってはカルチャーショックに近いものがありました。
サイトを見て応募してくれた人は、やっぱり採用してからも信頼関係が築きやすくて、長く働いてくれています。
僕の夢は「地域に根付いたパン屋であること」です。
7,8年お店をさせて頂いている中で、昔お客さんだった人から働きたいと連絡をもらったことがありました。
例えば、昔ベビーカーを押しながら買いに来てくれていた方が、子どもが保育園に入ってからうちで販売員をしてくれたり。
小中学校にあがって余裕が出来たからと連絡を頂いたり。
それが凄く嬉しかったです。
ここで作ったパンを、買ってくれる人達のお金に支えられていて、なおかつ地域の人たちに働いてもらってお給料を渡す、いわば地産地消ですよね。
パン屋の商圏に、お客さんも自分たちも働き手も皆いるのが僕の理想形です。
究極の目標は、「パンを買いに来ること」と「パン屋で働くこと」のハードルを同じくらいにすること。
現状だと、どうしても働くことの敷居が高くなってしまっているので。
お金と、人(お客様や人材)と、材料の出入りは全部繋がっているのではないでしょうか。
売上があるから僕の生活があり、スタッフの生活がある。
ここで働いてくれる人達が、また地域でお金を使う。
そういうサイクルを回していきたいです。
― とびばこパン誕生のストーリー ―
以前はデザイナーをされていた門田さん。
自分のこだわりを貫きたいと、3年の修業期間を経て「Pain de Singe」をオープンさせました。
デザイナーとしての感覚をパンに落とし込んだら、自分にしか出せないものを作れるのでは、と。
パンとデザインのハイブリットで生まれたのが『とびばこパン』だそうです。
当時のネタ帳には、「野球ボールのパン」や「電車のパン」も。
とにかく日常に溶け込む身近なものをカタチにしたかったと言う門田さん。
地域の人たちにとって身近なパン屋さん「Pain de Singe」にピッタリな誕生ストーリーでした!!
本日はお時間を頂き、ありがとうございました。
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