【保存版】採用におけるペルソナ設計とは
公開:2018年2月29日
更新:2019年6月03日
採用セミナーなどで、よく聞く『ペルソナ設計が大事』という件について。
ペルソナ設計とは何ぞや、という話から、なんで大事なのか、どれだけ大事なのか。
そして、採用に関して、ペルソナを設計するポイントまでお伝えしていきます!
ペルソナ設計を始めて聞いた方にも、ペルソナ設計に悩んでいる方にも、皆様に読んで頂きたい内容です。
目次
www.rs-lab.jp/20190500/_1">ペルソナ設計とは何か、なんで大事か、というお話
「ペルソナ」は、採用だけでなくマーケティング全般でよく使われるコトバです。
自社の顧客となる人物像を『ペルソナ』といい、どんな人がサービスや商品を使っているのかを想定することを『ペルソナ設計』と言います。
採用で言うと、どんな人を採用したいかを考え、ターゲットとなる求職者を定めることです!
商品やサービスを作るとき、今の商品をもっと売りたいとき、消費者のニーズを調査すると思います。
採用も同じで、求人を募集するとき、今の求人にもっと応募が欲しいとき、求職者のニーズを知る必要があります。
- どんな人を採用したいのか、どんな人が合っているか
- その人たちは、そんな会社を求めているのか
- どんな原稿を作れば、マッチする人材に刺さるのか
これらを考え抜ける企業が、採用に強い会社の共通点です。
ペルソナ設計がしっかりしていないと、誰にも刺さらない求人になってしまい、採用が成功しにくくなります。
特に社員募集の場合は、「未経験歓迎」「誰でもできます!」よりも、もう少し明確に「こんな人が欲しい」を書いてくれる求人の方が安心です。
本当に未経験でもいい場合は、例えば「最低限のマナーがある人」「問題なくタイピングが出来る人」等、除外する層を作ってしまい、それを原稿に書いてしまうのも1つの方法です。
その方が、読み手も「それだったら私でも大丈夫だ!」と思えるので応募のハードルが下がります。
極力、「誰でもOK!」ではなく、「こんな人を採用したい!」を言語化してください。
www.rs-lab.jp/20190500/_2">定期的な振返りが効果的であることを実感した話
以前、こんなことがありました。
ことの発端は、「ずっと求人を出しているが、最近応募が減ってしまった」という企業様からのご相談。
これまでは20代の方からの応募がありましたが、こなくなったので採用サイトを作りたいという内容でした。
また20代の方からの応募が欲しいとのことで、引き続き20代をターゲットに設定。
営業担当やデザインナーが一丸となり、若者に刺さるキャッチコピーやデザインで採用サイトを作成しました。
・・・・しかし、それでも応募は来なかったのです。
そこで、すぐさま採用戦略研究所の運用チームが市場分析を実施。
分かったことは、実際に求人をクリックしている人(求人を見ている人)は30代~40代がメインだったということ。
求人は見られている(クリックはされている)のに応募が来ない、というのは無駄な広告費用がかかっているということなので、一番避けたいですよね。
市場分析をしたことで、求人の内容と読者が一致していなかった問題に気づきました。
ターゲットを再設計し、採用サイトのデザインやキャッチコピーを一新。
30代~40代の方に刺さる採用サイトに変えたところ、また応募が来るようになったのです。
採用も、定期的に振り返り、今のペルソナ設計が本当に最適かどうか見直すことが大切です◎
この事例は、ペルソナ設計そのもの大切さや、定期的な振り返りが必要であることを分かりやすく伝えられると思い、ご紹介しました。
採用成功のためには、ペルソナ設計をしっかり行い、採用活動の中でも定期的に見直しましょう。
www.rs-lab.jp/20190500/_3">ペルソナ設定に迷ったら社内で探すのも有効です
どんな人をペルソナ設計したらいいのか、どんな人が自社に合っているのか、迷っている方に。
1つの方法として、「社内にいる人をペルソナに設計する」というやり方もあります。
社内にいる人をペルソナに設定するメリットは
- モデルとなる人がいると、求人原稿でどんなことをアピールしていいのか分かりやすい
- その社員が感じている魅力が、ターゲットに刺さる会社の魅力
- 説明会で話す内容を考えやすい
- その社員のインタービューを掲載することで、似ている人を集めやすくなる
等があります。
「こんな人が働いています」と「こんな人がほしいです」が一致していると、読んでいる人は応募しやすくなりますよね。
今いる社員をモデルにしてペルソナ設計すると、求職者へアプローチしやすくなるので、ペルソナ設計に迷っている方は実践の価値ありです!
まとめ:ペルソナ設計はすごく大事
今回のブログのポイントをまとめました!
- 採用したい人物像を明確に言語化する
- 「誰でも歓迎」では誰にも刺さらない
- 「誰でも歓迎」と思っていても、実は何か求めているケースも多い
- 1度設計したペルソナも定期的に振り返りを
- 迷ったら社員をモデルにペルソナ設計
・狙っているターゲット層の気持ちがわからない
・どのような求人原稿ならターゲット層に響くの?
・ペルソナ設計の仕方が分からない
・ペルソナ設計からどうやって採用に結びつけるか分からない
そんなお悩みをお持ちの方は是非一度、採用戦略研究所までお問い合わせください!
今まで400社以上の採用活動をサポートしているので、ペルソナ設計の経験も豊富です。
企業の採用戦略を研究している会社なので、その他、採用のお悩みは私達にお任せくださいね!
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