【保存版】リファラル採用を成功させる具体的プロセス
公開:2018年1月16日
更新:2019年7月31日
『リファラル採用』とは、社員の紹介で入社してもらう採用手法です。
いわゆる昔でいうところの縁故採用。
在籍している社員に“友人”や“以前働いていた職場の同僚”などに自社のことを紹介してもらいます。
コストをかけずに人材を採用することができるため需要がどんどん高まっています。
そこで今回は、「リファラル採用を成功させるプロセス」を具体的にご紹介していきます!
目次
リファラル採用のメリットとデメリット
リファラルによる中途採用を実施したことがある企業は62%!
※エン・ジャパンが2017年に行った『リファラル採用(社員紹介)意識調査』による
半数以上もの企業が実際にリファラル採用を採用手法として取り入れています。
実施理由の多くが「社員紹介で採用した社員は入社後に定着・活躍しやすいため」。
次に「採用コストを下げるため」「採用成功の確率が高いため」という回答が続きました。
リファラル採用は「低コスト」「定着率が高い」ということがわかります。
また、「他の採用手法で出会えない人材と出会うことができる」というメリットもあります。
積極的に転職活動をしている人だけでなく、友達から偶然話をきいたことをきっかけに転職する場合もあるからです。
一方で、リファラル採用の特徴として、『似た人材が集まりやすい』という点もあります。
社員の知り合いなので、良くも悪くも既存社員と似た人が多いです。
今社内にいない新しいタイプの人を採用したい場合には向いていないかもしれませんね。
一般的な採用手法の決定的な違い
>「興味」が決定的な違い!
以下のグラフは、『友人・知人から紹介された会社の選考を受けた理由』を問うたものです。
(引用)リファラル採用に関する調査
7割の人が、「以前から興味を持っている会社・事業だったわけではない」と回答しています。
通常、求職者は転職先を探す時、「自分が経験したことのある業種・職種」「以前から興味のある業種・職種」を中心に求人をチェックしています。
しかし、リファラル採用では、これまで自社に興味がなかった人(接点がなかった人)にも訴求できます。
これが、リファラル採用の大きなポイントです。
リファラル採用の成功ポイント
ではリファラル採用を成功させるために、どのような行動をすれば良いのでしょうか。
1.まずは社員に認知してもらう
まず初めにしなければならないことは、社員にリファラル採用を知ってもらうこと。
自社の人員の現状を把握してもらうために、“どのポストが空いているのか”や“リファラル採用を実施する意義や背景”などを把握してもらうことが必要です。
2.紹介してもらう社員を見極める
リファラル採用では、どの社員から紹介してもらうかが大切なポイントです。
- 社員が自然と会社や仕事について発信している
採用サイトや会社のウェブサイトだけでは見えにくい会社の「内面の良さ」を発信していくことで、紹介された側の信頼度も上がります。
- 会社の「採用に対する協力」に好意的である
社内での自然な会話の中であった“採用の悩み”に対して「自分にできることがあれば協力したい」と考えてくれている社員からのリファラル採用は、成功率が高いとされています。 - 楽しく働きたいという気持ちがある
自分が信頼できる人を職場に増やすことで日々の仕事が楽しくなり、生産性の向上にも繋がります。
3.リファラル採用を成功させるための環境整備
社員が知人に対し気軽に声掛けしやすいような環境の整備も忘れてはいけません。
最もしてはいけないことは「ノルマを設けること」。
(例えば、「1人〇〇人に紹介することがノルマ!成功しなければ報酬なし!!」等)
社長や人事部長からの高圧的な態度に不信感を抱く社員を増やしてしまうと、リファラル採用に不利となってしまいます。
また、最悪の場合は在籍している社員も退職してしまいかねません。
最後に
文頭でもお伝えしたとおり、リファラル採用を採用手法として取り入れている企業は増えてきています。
しかし、まだ約半数はリファラル採用を実施していないのが現状です。
リファラル採用を実施していない企業様の中には、人材を採用するにあたり、“企業規模が大きいから”や“社員と人事担当者の兼ね合いが難しいから”という理由もあるのではないかと思います。
そこで弊社がオススメしているのが「My Refer」。
My Referでは人事担当者や社員に負担をかけることなく、リファラル採用を導入・促進できる国内初のリファラル採用プラットフォームです。
中途採用だけでなく、新卒・アルバイト全ての領域で利用することができ、さらに社員50人~10万人までのあらゆる規模の企業で利用することが可能です。
- 人事担当者が求人を作成、社員紹介管理・促進
- 社員が友人または知人にお誘い
- 誘いを受けた友人または知人が応募
- お誘いをした社員が推薦コメントを人事担当者に送る
- 選考
このような形になっており、全ての工程をモバイル上で行うことができます。
弊社でもリファラル採用を取り入れており、社員の約1/3がリファラル採用での入社です!
リファラル採用を実施することで企業に良い人材を確保するだけでなく、職場環境も良くなるため、今後もっとリファラル採用の需要は高まることが予想できます。
リファラル採用を実施するにあたり、「企業規模などの理由でリファラル採用を取り入れるか迷っている」「リファラル採用に興味があるけど、いざ行うとなるとどうすれば良いかわからない」等、お悩みごとがありましたら、ぜひ一度弊社にお問い合わせくださいね!
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2018年8月から採用戦略研究所でインターンシップを経験。
その後 2019年4月に新卒入社しました!
現在は、在宅でブログや原稿を作成したり、画像もつくっています。